モード誌でモデルとして注目を集め、“ジェンダーレス女子”としても人気の中山咲月(なかやま さつき)さんが、ワコールの企業CM「We are BeauTiful.」に出演しました。この動画は、ワコールのコーポレートメッセージ「より美しく」をコミュニケーションするために制作してきた企業 CM3 部作(第 1 弾:「what is YOUR Beauty?(2017 年)」、 第 2 弾:「女性の人生は下着とともに(2017 年)」) の第 3 弾として、制作されました。
動画では、中山咲月さんが、自身の性別、恋愛、価値観について率直に 語る内容となっています。渋谷・原宿・台場を背景に映し出される中山咲月さんのファッションや表情に加え、中山さんに よって語られる言葉は、性別や年齢を超え、さまざまな人に対して送られるメッセージと言えます。本動画は、本日2019年3月11日(月)より Web上で公開。また、3 月 9 日(土)から 3 月 17 日(日)までの期間、 渋谷スクランブル交差点大型街頭ビジョンと原宿表参道ビジョンで 30 秒 CM をオンエアされます。(3 月 15~17 日 は渋谷のみ)

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」

中山咲月(なかやま さつき)/WACOAL × TOKYO VOICEコラボ企業CM
「We are BeauTiful.」
▼「We are BeauTiful.」は、こちらにてご覧いただけます♪
「中山咲月です。モデルを本業にしています。最初は“やめたい”って思ってました。ただ与えられたものを着るだけで、 あれ、なんかちょっと“おかしいかも”って思ったら、やっぱりそこで少し自信がなくなるじゃないですか。自信がないって ことは、多分それが正解じゃないから。“好きな服ってなんだろう”って探し始めて、初めてメンズファッションを見た時、 これ女の人着てないけど“これ私、すごい好きだな”って思えて。そういう服着るようになってからは、前向いて歩ける ようになったというか。初めて買った時には親には言わずに、レディスだよって言ってメンズ服買ってました。」 「やっぱり“性別のこと”を聞かれるんですけど、本当は最初、迷ってたんですよね。“ひとことで表せる言葉”がないと いけないなってずっと思ってたんですけど、最近はどういう性別なの?って聞かれた時に、“中山咲月”で覚えてください って言えたらいいなって思ってます。」 「男も女も好きになるわけではないし、恋愛感情が自分の中にないのかもしれないと思って、ネットで調べたんです けど、“まわり全員が知ってることなのに私だけわからない”って思い、調べたら、“同じ悩み持ってる人たくさんいて”、 本当にほっとしたというか、同じように私みたいに何年間も悩んでた人間が少なからず一人は絶対にいるだろうなって 思って。“ふつう”であることが基準にあるけど、私は“違う”けど、“当たりまえ”にこうやって過ごしてるし、なんなら すごく“楽しいよ”って思える存在までいけたらいいなと思っています。」
「私は、中山咲月」
コラボ企業 CM「We are BeauTiful.」の撮影に伴い、中山咲月さんへの特別インタビューを敢行。好きなもの やこだわり、恋愛、性別に対する考え方など、様々なことについて語っています。
Contents
中山咲月・INTERVIEW(インタビュー):「自分自身をちゃんと愛せるまでは人を愛せない・・・」
Q:「自己紹介してください」と言われた時にどう答えるのか教えてください。
中山:自己紹介する時は、自分にとっては普通のことを言ってるんですけど、それが普通じゃないと捉えられるみたい
です。みんなと同じように好きなことだったり、趣味だったり、好きな色だったりを言っています。でも、あんまり性別の ことには自分からはふれないです。性別がどっちとかはちゃんと言いません。
Q: モデルに興味を持ったきっかけは何ですか?
中山:まわりの親戚とか友達とかに勧められて、この業界に入ってきたんですけど、最初は正直やめたいって思って いました(笑) 当時はまだ自分のこのスタイルが確立する前で、モデルさんとなると、この服を着てって言われて、着る じゃないですか。やっぱり可愛らしい服とか、スカートとかが入ってて、その時は何もわからなかったんですけど、服が 嫌いだったんですよ。服を着ることが好きじゃありませんでした。ただ与えられたものを着るだけって、違和感がずっと あったので、モデルって仕事が嫌な時期がありましたね。レディスのどんなにかっこいい服を見ても、なんか違うなって いうのがあって。でも、メンズファッションを初めて見た時に、これ女の人着てないけど私すごい好きだなって思えました。
Q:言語化すると「ジェンダーレス(無性別)」ってことになってしまうと思うのですが、この言葉で表現できている と思いますか? もしくは他の言葉で説明するとしたらどう説明しますか? 中山:細かく見ていけば、性別ってひとことでまとめても、もう何百通りもあると思っています。やっぱりひとことで表現 するのは難しい。なので、最初は迷っていました。どうにかこの私自身を広めていくにあたって、ひとことで表せる言葉が ないといけないなってずっと思ってたんですが、今はもう言語にとらわれずにありのままで生きています。「どういう性別な の?」って聞かれた時は、こうで、こういうとこがありますって言った後に、「中山咲月で覚えてください」って言えたらいい なって思っています。同じような悩みを持ってる人がたくさんいるので、そういう時にパッと“中山咲月”を思い浮かべてく れたら嬉しいです。
Q: 美しさって何だと思いますか?
中山:私が思う美しさは、ずっと追求してくことだと思います。自分自身はゴールのない勝負をしてるというか、何かを 追いかけてる人ってすごいキラキラしてるじゃないですか。自分の好きなもの、似合うことに対してずっと突き進んでく 姿はすごい美しいって思います。見た目とか関係なしに誰に何を言われようとも、突き進んでいけるその姿勢っていう のが美しさなんじゃないかなって思います。
Q:いつか人を愛せる時が来ると思いますか?
中山:来ない気がしていますね。良い意味でも悪い意味でも人にあんまり興味がありません。結局気がつくと自分 自身のことばかり考えてる時間が多いので、自分自身をちゃんと愛せるまでは人を愛せないのかなって思います。
中山咲月 (なかやま さつき)・PROFILE(プロフィール)

中山咲月(なかやま さつき)
1998 年生まれ、東京都出身。
13 歳でモデルデビュー、雑誌や広告で活躍。 ジェンダーレスなファッションが話題となり、 同年代にカリスマ的人気を誇る。 女優としてもドラマ・映画・舞台など活躍の場を広げている。
主な出演作品
●TBS 系ドラマ「中学聖日記」青山更紗役 ●映画「ヌヌ子の聖★戦~HARAJUKU STORY~」久保昭久役 ●Y!mobile 放課後ドラマシリーズ「パラレルスクール DAYS」和仁留薫役
◎情報提供:ワコール